カンパ パワートルク 考察

先日、campagnolo(カンパニョーロ)※以下カンパのコンポ組換依頼(パワートルククランク仕様)があったので作業の内容をちょっとご紹介します。
※全てのケースに当てはまるわけではありませんので一例としてお読み下さい。

まずパワートルククランクとは何ぞやと思う方にちょっとご説明します。
カンパのクランク規格で主に廉価グレードに採用されています。
実物の画像がこちら↓
ATHENA11s
campagnolo ATHENA パワートルククランク
スピンドルがドライブ側に一体化されたタイプのいわゆる「シマノ」と同型のクランクです。
※以前はウルトラトルク規格のみだったのが下位グレード規格変更によりこちらのタイプになりました。

ただ、シマノと決定的に違うのがノンドライブ側の取り付け方法です。
シマノスピンドル固定ボルトクランクアーム取付ボルト2箇所で固定しますが
カンパスピンドル固定ボルトのみとかなり簡素化しています。
当然、ボルト一本で固定するのでそれなりのトルクで締め込むのですが・・・

クランク取外し作業
power  torque01
このようなプーラー(PaekTool)を使用してクランクアームを引っこ抜きます。
クランクアーム保護するツールがありますが、写真は後述の事情により付いていません。

それが少々厄介な事態になってしまいましたorz
何回もやってきた作業ですが今回はなんとスピンドルクランクアーム固着!!

プーラーを回せど1ミリも動かず、注油して1日置くも隙間が無いため浸透せず効果なし
結果、クランクアーム保護ツールが無残な姿に・・・↓
power  torque02
最終手段としてBBごとクランクアームを外すことでようやく取り外せました=3
メーカー(parkTool)に連絡したところ破損事例が多く、改良品と交換してもらいました。

今回の固着の件でweb等調べましたがほとんど固着した事例がない?
ただ、パワートルククランクに関しては辛辣な評価が多いようです。

INFI店長バイクショップの立場からあまり言いたくない・・・が敢えて言おう!

カスであると!!

天下カンパ様がなぜこのような「改悪」をしてしまったのか。
生産コスト等色々諸事情はあるかと思いますが、以前のウルトラトルクとは明らかに劣っています。

カス」である理由として
①取外し用(プーラー)の純正ツールがない。(あったとしても超お高いと思いますが・・・)
②アルミどおしの固着の可能性が高い。
③にもかかわらず救済措置が少ない。
④クランクセット自体、ウルトラトルクと比較して重量アップ

特に①は致命的です。正直安くはないパーツの純正対応ツールがないとはなめてるとしか言いようがない。パワートルク以外のパーツに関してはやたらと「純正ツール」以外は使用不可と謳っている分片手落ち感が拭えない。

と以上からパワートルククランクをお使いの方はできるだけウルトラトルククランクへのアップグレードをオススメ致します。

情報提供 : 長野 自転車 campagnolo スポーツサイクルショップ – CYCLE INFINITY –

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